2018年4月21日 山陽電車架線トラブルによる運転見合せ 大塩行きまとめ

イメージ 1
山陽電車の運転見合せについての話です。
13時15分頃、亀山駅から飾磨駅間において架線トラブルが発生したため大塩駅から姫路駅間で運転を見合わせていました。

今回はそんな非常事態に出現した大塩行きの電車について掲載していきます。
鉄道珍行先画像wiki内でも掲載しています→[山陽/設定消滅]

まずは大塩行きの概要を説明します。

普通大塩行きは2009年3月20日ダイヤ改正(阪神なんば線開業)まで朝ラッシュ時間帯に数本存在していました。

そして直通特急大塩行きは直通特急運転開始から2001年のダイヤ改正まで土休日の夜一本に定期設定として存在していました。

当時は阪神車両の運転でご丁寧に幕で表示できていましたが消滅の流れで幕も削除されてしまいました。

現在では山陽車両のみがその表示を見ることが出来ます。

つまり大塩行きが存在した当初はまだ塩塚氏の駅メロディーは導入されておらず、「大切なもの」なり「しあわせ列車」と言った組み合わせでは普段は決して聴くことは出来ず、SANTICSでの現システムにおいて普通の日常内では絶対見ることは出来ません。

しかしながらこういった遅延が発生して漸く日の目を見ることが出来ました!
イメージ 3
イメージ 2
ということでまずは現行発車標での大塩行き表示でございます。

こういう風にドットの一コマ一コマを誠実に写そうとする意識が高いので発車標表示を再現することを考えて撮影しています。(皆さんも出来ればこういった感じの画像を一枚は保存すべきです)

そんなわけでyoshi223さんの発車標シミュレーター内での素材として既に提供しています。もし他の皆さんの中にも発車標表示を再現したい方がいらっしゃいましたら是非参考に使ってみてくださいませ。
続いて放送のご紹介です。
発車標表示が対応していて放送が対応していないわけがないということで収録しました。

先述の通りかつて定期設定があったのでSANTICSに用意されるのは当然の帰結と言えるでしょう。

では放送を聴きながら車両の表示紹介へと参りましょう♪
イメージ 4
イメージ 5
まずは普通大塩行きです。
5000系と3000系の両方で無事表示されていました。

6000系の方は未撮影であることは勘弁…(´・ω・`)

そして前者は新開地駅で撮影したのですが阪神電車の発車標は神戸高速線含めて終日山陽姫路行きのままでした…無念。
阪神電車での大塩行き放送を聴きたかったなぁ…
イメージ 7
イメージ 6
では皆さんが注目したい側面幕でございます。
もちろん字幕式、LED式共に完全対応がなされています。

普段は決して見ることの出来ない行先なのでこの目に焼き付けるように撮ってきました((

MAD動画なりに使いたい時はご自由にどうぞ!
イメージ 8
そして今までも遅延でたまに見る機会こそあれどやはり本格的に見ると豪勢な直通特急大塩行きでございます。

こうして無事乗組員側も見事な対応をしてくれて何よりです(*´ω`*)
イメージ 9
今回5000系や5300系では直通特急のみこのように側面幕が対応されています。
直通特急の場合は前面こそきちんと反映されるものの側面幕は用意されておらずLED式であっても直通特急とのみ表示される仕様になっています…

その一方で最新の6000系では直通特急であってもきちんと大塩行き付きで前面、側面ともにきちんと反映されるようになっています。

今回6000系での運用があったのですがこちらでは持ち合わすことが出来ませんでした…(´・ω・`)ただこれは仕方ないです。

後に5000系が6000系を基にしてリニューアルされるようなので次からはそちらにも注目していきたいところです。

ということで遅延ネタでしたがやはり山陽電車はこういった不測の事態での対応がいつも見事なんですよね~…阪神電車とは違って(

阪神電車の場合は今回車両の方で幕式はもちろんLED式も表示できずシステムも山陽姫路行きのままと非常に残念な結果になってしまいました…前者は最初から知ってましたけれども()

そんなわけでもし次に大塩行きが出てきたときは阪神電車側の放送や発車標表示にも着目していけたらな~と思います。

それでは~