【今日の記念日】神戸高速線開業(阪神阪急山陽直通運転開始)から50周年!

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今から50年前、1968年4月7日に神戸高速線が開業並びに阪神と阪急、そして山陽電車相互直通運転が開始されました。

当時は山陽から阪神へは大石まで、同じく阪急へは六甲まで、そして阪神阪急から山陽へは須磨浦公園まででした。

それから時は流れ直通特急阪神梅田から山陽姫路までの運転が実現、阪急は脱線事故の影響や全時間8~10両編成で運転されることになったためそれぞれ新開地と阪急神戸三宮まで乗り入れてます。
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そうした事情により様々な特急が行き来していた環境だったため2016年3月まで各駅停車の電車は全て普通表記でしたがダイヤ改正により全て種別通りの案内、もとい阪神形式の放送に変更されました。(現在は阪神アプリ管轄内にもなっている)

現在の放送をまとめた動画↓

これにより山陽特急は神戸高速線から姿を消しました。
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そして神戸高速線の足とも言えるこの発車標ですが、今から約20年前に高速神戸と新開地駅に設置されましたが今もなお現役です。

それ以前はパタパタ(フラップ式)でしたが直通特急の運転開始に合わせて置き換えられ、今では近鉄奈良行きや嵐山行きも表示可能な万能LEDとなっています。
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そんな発車標ですが、かつては通勤特急の表示が独特さが特徴的でした。なぜならかつては山陽からも通勤特急が存在しそれに合わせて通勤の部分が白地になっています。
現在は他の特急と同じ感じに差し替えられています。
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そんな神戸高速線のさらなる特徴として特殊なダイヤ設定があります。
早朝にはこの高速神戸駅手前で折り返す唯一の新開地3番乗り場入線の山陽普通、高速神戸では2番乗り場で回送 行き先として折り返す山陽車両や同じく大開手前で折り返す車両など他ではなかなか見られない奇妙な設定があちらこちらで組まれています。

最初はこんなのありかよというものばかりで戸惑うことが多いですが慣れれば興味深い路線となっています。

他になによりも哀愁の漂うレトロな雰囲気が数々現存されています。
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現在は時代の進歩により少しずつ消えていくところもありますが残すところは未だ残っています。

そんな神戸高速線がこれからも発展していくことを祈っています。