【ここってつ日記 Cocottetsu diary】 三神路のブログ

この日常にはみんなの心と魂がある。

その心と魂はいつも私たちのそばにあり続け、幸せを運び、いつかかけがえのないものとなる。

しかしそんなかけがえのないものと過ごす時間は儚く、脆い。

その出会いも別れも一瞬で、いつも突然訪れる。

だから私たちは記録する。
その作った思い出を残して、未来へ繋ぐために。

それが雨の日でも風の日でも、泣いている時も笑っている時も
たった1日が、その一瞬が、私たちにとって大切な時間となっていく。

たとえいつか消えてしまっても、その記憶を決して忘れないように。

そんなみんなの大好きを守るために。

ーそして今、楽しい夢が詰まったカギで、ドキドキと不思議の扉を開くー


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はじめに

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管理人 三神路の自己紹介

はじめまして。三神路(さんしんじ)です。
2017年3月にTwitterアカウントを開設してからというもの、主に阪神電車の駅放送などの動画発信をメインに活動しています。
名前の由来は神戸三宮の「三」と阪神電車の「神」、姫路の「路」です。

【主な趣味嗜好】

  • 関西を中心とした駅の自動放送と発車標。特に放送としてのカスタマイズ性が豊富な阪神電車JR西日本、私的に馴染みのOsaka Metroが好きです。

主に自然な駅の放送(きちんと声に違和感のない本物の声優が吹き込まれた音声)が好きです。谷町線の合成音声などどうしてもアクセントに違和感の残るタイプは大の苦手です。また、駅メロの質が良好なのは大好きです。(山陽電車など)

個人的に車内の肉声音声は好きじゃないタイプです。

そして発車標はその放送と一心同体となっている目に見える鉄道情報の1つで同じく種別行先表示のカスタマイズ性が高ければ高いほど好きです。現在は阪神電車の一部の表示を再現したりしています。

そしてレア行先という名の特ダネ。その瞬間にしか見ることのできない魅力に大いに惹かれ、私が心から撮りたいと思える鉄道の中でも最高のロマンの塊です。ただし、危険が伴うこともあるので良い子は真似しないように。

阪神電車の駅放送トリビア

阪神電車の放送の基礎知識を知りたい方はこちら!
予告放送から発車放送、遅延限定の走行位置案内放送まで阪神電車の放送について解説しています!
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Osaka Metroクリエイトのもののリメイクが神すぎる件

ずっと大切にしてきたものはいずれ傷んでしまうけれど…


壊れて使えなくなったり、古くて使わなくなったものを別のものに生まれ変わらせれば…


ずっと一緒にいられる。


そんな夢を創る素敵な場所が、再びものを大切にする心と魂を動かす。

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ということで、本日はOsaka Metroクリエイトについてその取り組みの素晴らしさと、購入したもののレビューをしていきます。

Osaka Metroクリエイトの概要


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まず、Osaka Metroクリエイトについて説明すると、使わなくなった車両の部品をものづくりの事業者同士が集って新しいものに生まれ変わらせるという企画であり、廃車再生プロジェクトとも呼ばれています。

 

今まで車両の引退後は資源として再利用したり、部品をそのまま売るといった形をとっていましたが、それでもやっぱり「さよならなんて絶対に嫌!」という方や「電車の部品だけ集めるのはちょっと…」という方にとってはもどかしい状態となっていました。

 

そう言った方々にも電車の中にあるみんなの思い出をいつでも共有できるようにという思いから、このプロジェクトが始まったのです。


今回購入したのは廃車再生プロジェクト第2弾の商品である「turetette」で、電車の幌や吊り革が一つの鞄として生まれ変わったリメイク品となります。


恥ずかしながら、第1弾が開始した時点でこのプロジェクトのことを知らなかったのですが、途中で知ってからは2022年の中で最も素晴らしい取り組みと評価すると同時に第2弾が開始したらすぐに買おうと決意し、始まってすぐ当日に購入手続きするくらいには心が駆り立てられました。

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実際に鞄を使ってみたところ、私の想像してた2倍くらいは余裕で収納できます。


いつも持ち歩いているiPadスマホ、収録用道具と言った最低限持っていくものも入れられるため、これからは私の愛用の品として使っていきたいと思います。


そして、鞄と一緒に入っていたのが、こちらのクリアファイルとささやかなOsaka Metroからのメッセージ。

 

その内容をざっくり話すと「Osaka Metroクリエイトを使ってくれてありがとう。」という感謝の言葉と廃車となった御堂筋線10(A)系と廃車再生プロジェクトに対する思いが込められていました。

 

このメッセージを見た瞬間鳥肌が立ちました。まさしくOsaka Metroが今やっていることは、今までみんなが大切な思い出を乗せてきた車両を別のものに生まれ変わらせるリメイクであると。

 

ここまで語ってきて、Twitterを始めて3年間くらいまでの私のことを知っている人は何故、私がOsaka Metroクリエイトのことをここまで高く評価しているのかおそらくお分かりいただけているかと思います。

 

私の好きなアニメである「かみさまみならい ヒミツのここたま」も、ものを大切にすることで生まれる心を育み、日常にあるものから新しいものを作るところと完全に共通しているからです。

 

これはこじつけとかではなく本当の話です。それを今から説明します。

Osaka Metroクリエイトとここたまが掲げる想い

今回、turetetteを購入を購入したことで送られてきたメッセージやOsaka Metro公式動画で語られている内容はここたまの劇中でも共通して語られており、まず、Osaka Metroでは、10系の活躍の深さと、車両を使用したことで生まれた思い出や親しみについて語られています。

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そしてここたまは「ものを大切にしていると生まれる」という設定で、24話(ひきだしのなか)で、「どうしてものを大切にするのか」について焦点が当てられ、その答えがまさに「色んな思い出があるから」なんですよね。

 

それを前提に今回のOsaka Metroクリエイトの本筋と繋げていきますが、廃車再生プロジェクトはその名の通り、今までOsaka  Metro(旧大阪市営地下鉄時代から)で活躍し、古くなって使えなくなったり車両を新しく商品として再生するという取り組みです。

 

ここたまでもメトロの10系同様に「使えなくなってしまったもの」についてスポットが当てられた話があり、それが102話の「クルンとすてきなワンピース」です。

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当時の自分は、大阪環状線103系の引退とも重なって、使えなくなってしまったものは潔くさよならしないといけないし、悔やんでばかりいても仕方ないというメッセージの方を強く見ていましたが、それだけでなく、1番大事なのはその後の話です。

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この直後に、ここたまハウスは「家のもので出来ている」ことが語られていて、それも全部私たちが身の回りにあるものから作られています。(画像は102話に登場するハウスとは違いますが、どちらも「使えなくなったものが生まれ変わってできた」という点は共通です)

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今回購入したturetetteは先程も説明した通り、貫通幌や吊り革といった車両の中にある身近にあるものからできており、これこそまさに「ものを大切にするための活動」と言って然るべきでしょう。

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そこから、着れなくなったワンピースをリメイクするという発想に辿り着き、こうして作られたのが、「いつも一緒にいられるもの」としてポーチに生まれ変わることになります。

 

この流れこそがまさしくOsaka Metroクリエイトが掲げている「誰もが欲しくなるような日常的に使えて価値あるものを廃車から生み出したい」という想いと完全に一致しているのです。

 

こうして私はここたまを通じて「壊れて使えなくなったり、古くて使わなくなったものが別のものに生まれ変わる」ことの大切さをOsaka Metro公式が実際に行ったことで、改めて実感することができました。

 

私が最初にTwitterを始めたきっかけの一つがまさにこれであり、鉄道事業とここたまを結びつけ、ものを大切にしてほしいという想いから、展開終了までずっと両立して応援し続けていました。

この願いを叶えてくれたOsaka Metroに感謝すると同時に、私の想いが皆さんに伝わることを心から願っています。

 

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Osaka Metro クリエイトosakametro-shop.myshopify.com


今回紹介した商品はほんの一部でしたが、これ以外にも十人十色のクリエイターやものづくり事業がリメイクしたものが多数販売されています。

 

第1弾では即日完売した商品もあるので、欲しい方は早めに購入しましょう!

 

今後、これから引退する10A系の21~26編成や中央線20系でも廃車の部品を使った新たなリメイクが行われることを期待しています。

 

きっと、使い続けてきた車両も喜んでいると信じて、私もOsaka Metroクリエイトの活動を心から応援しています。

(C)BANDAI/TV TOKYO・ここたま製作委員会

三神路5周年記念企画 YouTubeチャンネルと動画の軌跡

私、三神路のYouTubeの最初の動画投稿から今日で5周年を迎えることとなりました。

この記事では、当時のチャンネル登録者数や動画投稿の移り変わりなどを振り返っていきます。


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最初に投稿した動画は、【阪神電車】レア/特殊な自動放送集ということで、当時はまだYouTubeの動画としてほとんど残っていない、もしくは消滅した設定を数多く収録した内容から特にネタとして濃い放送を選りすぐりしました。その結果、今の主要の音鉄の方々からのシェアも相まって最高の滑り出しを切ることが出来ました。

この頃はまだYouTubeのノウハウすら分かってない状態で、画質が粗い状態でかつ画像の縮小具合もままなりませんでした。

 

この辺りの問題は概ね1年以内に解消し、他の音鉄の方々よりも先にサムネイル付きの動画も制作するようになりました。

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2017年時点での私のYouTubeチャンネルがこれです。

3枚目は当時使っていた最初のYouTubeバナーでした。今改めて見るとかっこいいようなダサいような…って感じですね…()

 

2017年の年末でチャンネル登録者数100人達成しているという状況でした。

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www.youtube.com

そこから先は何度か話している通り、神戸高速線の動画が現状最高の記録を更新し続けており、2018年4月時点で200人前後、2018年11月時点でチャンネル登録者数400人前後でした。2018年はネタの収録量が尋常ではなかったので比較的登録者の伸びは良かったですが、そこからしばらくはスローペースで、ある程度認知されていても、とある要因もあって肝心の登録者数はなかなか増やせずにいました。一応増え続けてはいるので良かったというべきか…

 

そこから乗車位置案内、予告放送の実装で度重なる更新があり、再録した動画も出してはいますが、神戸高速線の動画に限っては旧作のまだ伸びが衰えてないのは正直驚きです。内容量的にはほぼ全てなので、作業用としてかなり優秀なのは間違いないですが…()

 

とある要因というのは、活動開始当時のハンドルネームとアイコンがヒントになってるかと思います。昔の私を知ってる方からすれば多分納得してくれるかと思いますが…

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そこからしばらくスクリーンショットでの記録を忘れ、チャンネル登録者数777人を記録したのは2020年6月24日でした。この頃はとある要因も徐々に影を潜めてしまい、チャンネルアイコンもいまの新開地駅の発車標再現のものに変わっています。正直言って今の方がしっくりくる方も多いことでしょう。何せ私自身が1番そう思ってます。

 

動画投稿開始から3年経過し、動画のクオリティやネタの充実度も向上しましたが相変わらずチャンネル登録者数のペースは変わらず、活動する上での悩みの一つとなってました。この頃はちょうど新型コロナウイルスの蔓延もあり、メインのダイヤ改正後は投稿ペースが落ちました。

 

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そして2020年終了前後でチャンネル登録者数900人前後といった状況でした。そこからいよいよコミュニティ機能解禁に向けて登録者数1000人を目指すことになります。

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ところが、コロナの再拡大により、またも投稿頻度が低下した結果、実際に1000人に到達したのは2021年9月2日でした。

 

正直、コロナに限らず、ダイヤ改正後は生活の変化に伴い投稿頻度が減少する傾向にありますが、2021年は特に顕著でした。

 

そして、この1ヶ月後にチャンネル登録者500人でもコミュニティが使えるようになったので、かなり肩透かしを食らった感が強かったです。そういうことはもっと早くに言っておけば…()

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以上が、ここまでのチャンネル登録者数の推移ですが、ここで今日時点での最新のチャンネルアナリティクスを見てみます。

3月26日に泉北高速線の発車メロディメドレーを投稿した結果、ここ3年以内でも最高の視聴回数、高評価の伸びを見せており、チャンネル登録者数も飛躍的に向上しています。

 

ただし、中百舌鳥の発車メロディは未収録であり、他にも高音質で収録したチャンネルとの競合も予想されるため、この伸びもあと1ヶ月ほどで収まることでしょう。


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また、JR和歌山駅や京都地下鉄東西線といったマイナーでコアなネタが労力の割に軒並み視聴回数の伸びが深刻な状況のため、今後はしばらくメジャーで利用者も多いネタを中心に出すことになると思います。

(本音を言うと大増発した箕島行きとか出したかったけど、出したところで見てくれなかったら意味ないので仕方ないですね)


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Osaka Metro御堂筋線の駅放送もまだ未更新なため、特に力を入れて制作した「御堂筋線 駅放送集DX」も、もうしばらくは穏やかな形で評価されていくことになるでしょう。

谷町線があの低クオリティ合成音声だったので、聞けなくなってからが本番のつもりで見守っていきたいと思います。


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あと、サムネイルの完成度が高い今津臨時停車も個人的にはかなり思い入れがあり、このまま動画チャンネルの冒頭のオススメとなりました。やはりネタの大きい動画は結果として大きく表れてますね。


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谷町線のクオリティ低すぎる合成音声を貶し旧放送を上げていくスタイルの動画も視聴者にとってはかなり好評でした。short動画然り、新規層を上手く取り入れる動画も一定数成果として出せているとこともあり、これからは以上の基準を参考に動画を制作したいと思います。

 

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そんなわけで、YouTubeチャンネルを振り返りましたが、これからの話をすると、今年からは特に生活の変化が厳しいため、収録及び動画制作時間が大きく減少することになると思います。また、平日限定のネタの収録が困難な状況のため、ネタを全編収録した放送集はかなり間隔を空けることになるかと思います。以前のような「即日収録即日投稿」のムーブはかなり難しくなると思ってください。

 

比較的簡単で、ネタも濃く、更新後が気になっているであろう内容から順に投稿していきますので、これからも応援をよろしくお願いします。

三神路5周年記念企画 〜始まりの阪神電車〜

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今日、3月1日に三神路がTwitterアカウントを作ってついに5周年を迎えることになりました。

 

2017年から2022年まで、活動し続けることができたのも皆様のおかげです。本当にありがとうございます。

 

この記事では、私の音鉄としての起源であり、故郷とも言える阪神電車の放送についてこれまで収録してきた放送の軌跡を振り返っていきます。


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私が今の音質で阪神電車の放送を収録したのは、2015年8月の甲子園駅(On your side)の収録が最初でした。

この当時から結構ネタに拘ることを意識しており、区間特急区間急行と言った朝数本しかない設定から手をつけていこう…という考えが先行していました。

 

この時はまだ阪神電車の収録にのめり込むきっかけとなったとあるアニメも放送しておらず、単にメロディと同時に放送を収録していこう…程度にしか考えておらず、まだ予告放送の流れるタイミングやらの研究は一切していませんでした。

 

そのアニメが放送してから今の阪神電車の放送(とメロディ)に大きな魅力を感じるようになり、その翌年にダイヤ改正がされることもあり、消滅が決定していた直通特急御影行き、元町行きといった最終近辺の放送の収録を行うようになりました。これが最初の最終案内収録でしたが、この時はまだ「○○行き電車の運転は終了しました」程度の案内しか実装されていませんでした。

 

それから、須磨浦公園臨時停車の収録に加え、走行位置案内放送もこの頃に見つけてましたが、公開するきっかけが見つからぬまま2017年、私の音鉄としての活動が始まりました。

 

この頃は、山陽姫路行きやら近鉄奈良行きといった駅名が正式名称での案内が開始された頃で、頭の回転とある程度の行動力を持っていた当時は大阪難波行きやら区間特急(2016年改正で尼崎に停車)などの表示をyoshi氏に提供しまくった他、フォローしていた音鉄のツイートを基に、公開されていない放送の収録に徹していました。


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そして4月6日に満を辞して公開したのが、「【阪神電車】レア/特殊な自動放送集」で、聞かせたかった内容の放送をこれでもかと詰め込んだ自信作を出した結果、音鉄の巨塔とも言える方の反応もあり、一気に再生数が伸びました。

 

とはいえ、この時は初の投稿だったこともあり画質が粗々だったのが少し残念でした。

 

こうしてYouTubeでの活動を通じて阪神電車の放送を開拓する日々が始まりましたが、私が出すネタはこの当時からネタに全振りしており、西九条駅のミニ自動放送集は当時まだ数が少なかった「ご乗車の際には 電車とホームの間が空いておりますので 足元にご注意ください」を前面に出して投稿していました。今は当たり前にあるのと同時に、御影駅が起源であることを知ってからは結構な見落としっぷりでしたが再生数も伸びたので結果オーライと言ったところです。

 

あとは土休日限定だった快速急行大和西大寺切り離しやら尼崎の連結、天理行き化けなどを投稿したのもこの段階で、この時点から私自身のスペシャリテが確立していた感じがします。


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そこから走行位置案内放送も本格的に収録を開始し、青木、大石といったほぼ未開拓だった大地に注目し始めるようになったほか、「通過しました」やらの亜種も発見し相当ありえないレベルの忘れ去られた案内の景色を次々に見つけていきました。

 

もちろん、臨時系以外の収録も欠かさず行い、2018年2月には神戸高速東西線の放送をほぼ完全収録した動画を投稿し、現在でも1番再生数の多い動画として存在感を見せつけました。


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そこから【阪神電車】レア/特殊な自動放送集の第二弾を投稿に次ぎ、阪神アプリの配信が開始されてからはさらに深い阪神電車のシステムの開拓を進めました。

 

阪神アプリの配信で1番でかかったのは、やはりリアルタイムで今出ている案内が分かるという点と、「電車通過後に発車します」(尼崎センタープール前)などの未公開だった放送が目に見えて確認できたことなどが大きいです。


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2018年は災害が多かったこともあって、知らない仕様の発見が相次ぎ、ますます自身の方向性が強固になったように感じました。

 

新開地行き直通特急山陽須磨行き直通特急はその中でも最大の収穫と言っていいでしょう。

ここから珍行先への関心が今まで以上高まったと言っていいですね。


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その翌年はメロディ追加によりますます阪神電車の放送のバリエーションが増えたほか、桜川行きというまさに運命のような行先との出逢いを果たし、秋には台風接近による行先を収録すると言った動きをしました。

また、甲子園駅のメロディ収録もこのタイミングで一区切りにしようと考えていたこともあって、夏の甲子園の休養日に終電関係の放送を一通り揃えました。


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10月1日の駅名変更に加え、2020年は甲子園大会がなく、ダイヤ改正もあったので結果的にはいい方向に働いたと思います。

 

そんな感じで、ダイヤ改正で追加された設定も満遍なく収録したほか、英語放送追加では思った以上に反響がよく、秋に起きた今津臨時停車が結果的には1番結果を残したのではないかと思います。


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今津臨時停車と普通新開地行きの延長運転はTwitterでも想像以上の反応をいただき、サムネもYouTube的にかなり凝った構成にしたら、そもそもの原因である阪急夙川行きを大きく引き離す結果となり非常に驚きました。

 

やはり話題性とサムネの完成度の高さは重要視すべきだと改めて考えました。


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大石駅の発車メロディを発見したのもこのタイミングです。

山陽乗り入れの名残で残されてはいたものの、誰も事実に気づいていなかったということで、まさにこれほどまでに灯台下暗し以外に思いつく単語はないですね。


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そして2021年はそこまで収穫がないと思いきや、初っ端から今まで収録が叶わなかった西九条行きの動画をようやく投稿できたほか、桜川行きの小表示を記録するという快挙を達成。

 

そして4月に突如発表された緊急事態宣言発令による運用変更で東二見行き直通特急高砂行きS特急の復活、そして尼崎始発の大阪難波行き普通が爆誕するという異例の事態に。


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東二見行き直通特急は今までも遅延で収録してたので度外視してましたが、神戸三宮始発で高砂行きが登場したのは2006年以来ということで早速収録を決行。そこでさらに偶然起きた青木駅の人身事故で高速神戸行き直通特急を録るという意味分からない事態に発展し、やはり阪神電車の収録はこれがあるから面白いと改めて感じた瞬間でした。

 

そしてこのまま阪神線内の大阪難波行き普通は定期化されてしまいました。2018年、19年だと考えられない話です。


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そして、神戸高速線の発車標が置き換わった途端に発生した2度目の臨時特急収録は圧巻の一言でした。

旧発車標とセットで見る臨時特急というこの偶然も、2度と起きることはないでしょう。


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そして、夏の甲子園では、本来の開催日に台風が接近し、歴史上2度目の開幕日とメロディ使用日がずれる事態が発生。

そのため、東須磨行き直通特急、尼崎行き特急といった定期設定にない行先と限定メロディが共演するという初の光景を記録することができました。

 

こうして2021年も充実した形で阪神電車の収録を堪能しまくりました。

 

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そして、このままの流れで2022年に私の活動5周年を迎え、改めて振り返ると、私がいなければ阪神電車の放送の開拓は確実にここまで進んでいなかったと自信を持って言えます。

 

今は平日の朝1本限定の大石駅発車メロディも、結局取り扱ってる動画は私以外現れてませんし、走行位置案内放送の仕様も中途半端にしか見つけられず、情報共有がかなり最低限の範囲でしかなかったと考えられます。

 

ここまで収録の幅を拡大し活動できたのは皆様のおかげです。改めてお礼申し上げます。

 

今年以降も、まだ見ぬ景色を見るために更なる放送収録の発展を遂げ成長していくことを目標に収録を続けていきますので応援よろしくお願いします。

作り手の魂、心、そして愛を込める意味(Osaka Metroの合成音声を聞いて)

 

ameri-sanshinji.hatenablog.com

私は以前、谷町線の合成音声の問題点について細かく説明しましたが、あれから2ヶ月ほどが経ち、なんとニュートラムの放送にも同じ合成音声が採用されることになってしまいました。

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理由も「緊急事態に対応させるため」であると公式から回答が聞けて、多少はマシになったかと思いきや、放送同士の間は改善されているとは言い難く、結果的に御堂筋線の放送に対する不安がさらに加速する事態となっています。

 

ここからする話は、今までも何度か話してることですが、私は決して「合成音声そのものが嫌いだから」今のOsaka metroの更新が気に食わないわけではありません。

 

合成音声自体は、阪神電車名城線山陽電鉄でも駅放送として採用しており、そちらは個人的にも高めに評価しています。

 

では何故、私がOsaka metroの合成音声を否定しているのかをより具体的に話していきます。

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谷町線の合成音声の問題点を含めて、嫌いな理由を簡単に言うと

 

「使う人の気持ちになって考えられていないから」

「作り手の愛がないから」

 

この2つです。

 

根本的に、谷町線の合成音声は早口でイントネーションが合っておらず、ある意味芸術的とも言えますが、いくら芸術的であろうと、利用者に何が言いたいのかしっかり伝えようとしなければ完全に伝えることはできません。

これは、利用者を目的地へ案内することを目的としている放送としては絶対に避けるべきことです。

 

Osaka metroは1番大事とも言える案内の分かりやすさに手を抜いた結果、この批判の嵐が起きまくったといっても過言ではないでしょう。


www.youtube.com

どうすれば案内が分かりやすくできるかは、やたてつさんの動画で丁寧に解説されており、発音の調教、適度な文節の間を改善するだけで合成音声でもかなり聞き取りやすくできることが証明されています。

 

ただし、その動画が投稿され、谷町線での放送を聞いた利用者の意見を聞いた後に更新されたニュートラムの放送のクオリティの低さが相変わらずですからね。これははっきりと「使い手の気持ちになって考えられていない」と断言すべきでしょう。

 

芸術性の高さと使いやすさ、分かりやすさは明確に区別すべきです。いくら雑な発音が面白くても分かりにくければ何の意味もありません。特に「駅放送」といった利用客に伝えるべきものは理解しやすければしやすいほどその愛は理解され、価値が高まるものです。

 

そもそも他の案内板を介さなければ完全な理解できない、といった説明に説明を加えなければならない状況が作られるのは放送としては100%欠陥と言って然るべきでしょう。

 

それに比べて、梅野/有田ペアの旧放送は、文節の間、イントネーションのどれもが違和感なく、聞き取りやすい放送であることが分かります。

 

合成音声じゃないんだから当たり前じゃんと思っている人もいるかもしれませんが、これは声優自身の心と魂が込められているからこその結果なんです。

 

裏では何度も放送を作る上で発音を噛んだりしているかもしれませんし、そういう失敗の積み重ねがあったからこそ、完成した放送の愛が反映され、利用者はそれを高く評価するのです。

 

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これは何も放送だけに限った話ではありません。車両を作る上でも設計や整備などに失敗と成功を重ね、試行錯誤の末に高い完成度を誇る「名車」が生まれていくわけです。

 

鉄道プレスのこの記事でも、それが一つ一つ丁寧に説明されています。

 

だからこそ、職人として当たり前であり、最も必要なことは「使う人の気持ちになって考えること」になるんですよね。

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そして、「作り手の愛」についても深く語っていきますが、ものは常に心を込めて作るべきです。

 

旧放送の梅野真由美さんや有田洋之さんの肉声と違って、合成音声そのものに心は込もっていません。当然、中身はただの機械に過ぎないのですから。

 

つまり、合成音声で作る案内を分かりやすく工夫し高く評価されるためには、作り手の魂を入れることが最も重要になってくるのです。

 

心を込められて作られなければ、作り手の魂は入らない。

作り手の魂が入らなければ、誰からも愛されない。

誰からも愛されなければ長く使ってもらえない。

 

長く使ってもらえなければ、それは合成音声の良さそのものを完全否定するのと同義です。

 

合成音声は、声の著しい劣化が起きず、長く使えるからという経済的にはかなり合理的なことから、先述の阪神電車名城線山陽電鉄のように採用されている鉄道会社は増加傾向にあります。

 

合成放送はまだまだ未完成な部分が多く、多少は不自然な発音になってしまうことは仕方ないことです。だからこそ、合成音声は作り手の繊細な技術が高く要求されるわけです。

 

ただ作って完成でいいってわけではありません。それを聞くことになる相手のことをきちんと意識して作らなければ、高く評価されることは決してありません。酷いイントネーションだと、発音が酷すぎると、やる気あるのかと非難されるわけです。

 

それは合成音声でも肉声でも共通して当てはまることです。使う相手の気持ちを大切にする心、魂、愛があれば、自然と分かりやすく、誰からも受け入れられる放送になるのです。

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以上が、谷町線などの合成音声に関する意見と、ものを作る上で大事だと考えている私自身の持論です。

 

今日まで合成音声を自然に聞き取りやすくするための解説動画や谷町線の合成音声に対する様々な意見を多く拝見し、参考にさせていただきましたが、最終的に言えることは結局、作る人がどう利用者に向き合っているかに尽きるんです。

 

失敗は誰にでもあります。大事なのは、その失敗に向き合い、使い手の心に寄り添うことです。

 

改めて、Osaka Metroさんは、利用者の声を聞き、ものを作る上で大事な作り手の心と魂を注ぎ放送を再構成していくべきではないでしょうか。

 

御堂筋線では、きちんと利用者の意見が反映された我々の理想の放送になっていることを心から願っています。

高速神戸駅の発車標がついに更新!(2021年5月)

この世の全てのモノには寿命がある。

 

それは雨の日でも風の日でも、「目の前の乗客を目的地へ導くために道標を示す」という自らの使命を全うするため、一人一人の日常を彩っていた。

 

役目を終えたモノはまた次のモノに引き継がれる。

そう、高速神戸駅の発車標もまた、静かな日常に人知れず「さよなら」を言う時が来てしまったのである……

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ということで2021年5月11日、長らく更新が待たれていた「高速神戸駅の発車標」がついに置き換えられることになりました。

 

今回登場した新発車標は2年前に設置された新開地駅と同じディスプレイ形式ではありますが、4ヶ国語対応がされたことにより一部内部の意匠が変更されています。

 

ということで、今回は旧発車標の撮り納めと新発車標の仕様、そして新発車標設置により起きた変化をお伝えします。


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新発車標の紹介の前に、まずは駅放送の確認です。

 

新開地駅同様、(予想通り)新発車標の設置と共に高速神戸駅にも予告放送、乗車位置案内が追加され、タイミングなどの仕様は他駅と同様となっています。

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また、発車標の置き換えと共に色々と古き良き風景が抹殺されてしまった新開地駅とは対照的に、高速神戸駅では神戸高速管轄時代の乗車位置や「阪急車両」と書かれた茶色の乗車位置はそのまま残されています。

 

そのため、阪急方面の案内を務める1番乗り場ではそれに合わせてやや赤紫っぽい色の背景に仕上がっています。

 

両数によって乗車位置が分かれていたかつての新開地駅とは違い、高速神戸駅では2016年張り替え時点のものでも十分対応可能な範囲だったのであえてそのままにして、それを活かした形にしようと判断したのでしょうね。

 

そして、肝心の4ヶ国語対応についてですが、こちらは英語→中国語(簡体字)→中国語(繁体字)→韓国語→…の順で表示される仕様となっています。

 

英語では、「STOPS」といった形で停車駅案内を出すのも旧発車標の要素が出ているので高評価です。(下のご案内の部分では英語表記が出せなくなりましたが)

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中国語や韓国語ではきちんと色とりどりの特急(通勤特急直通特急、山陽S特急……)の区別ができるのですが、英語のみ阪神電車の元の表記を意識したままになっており、どれも「LTD. EXP.」のままという阪神電車の悪いところが出ています。

 

阪急さんは通勤急行、通勤特急の表記を「Commuter Exp.」や「Commuter Ltd. Exp.」にしましたのに…色々とミスマッチで惜しいところです。

もちろん、回送も「NON-USE」のままになっています。

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そして、最近何故かTwitterで停車駅案内が一駅一駅表示するスタイルに変更されたという話がありましたが、新開地駅及び高速神戸駅では本当にそうだったようで、本来「塚口までの各駅」と案内される部分が「花隈、阪急 神戸三宮、阪急 春日野道、王子公園…(中略)…武庫之荘塚口」となっていました。

 

ただし、阪神アプリでは相変わらず「塚口までの各駅」表記で放送も「塚口までの各駅と〜」のままでした。

もし多国語表記で「〜までの各駅」と表示した場合、色々とややこしいことになろうことは想像に難くないですがどうなのでしょうか…ネタとしては放送も全駅読み上げるスタイルに変えてきても全然アリなのですが……

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また、後日確認すると、新開地駅でも同様の仕様変更が行われており、こちらでは設定ごとに1番乗り場、2番乗り場において「阪急線方面」「阪神線方面」と表示されるようになり今までより分かりやすい仕様になっていました。

 

放送については2019年3月末の更新から変わってませんが、それでも発車標の構成自体が大きく変わったと言っていいでしょう。

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ちなみに、3番線6両についても対応しており、乗車位置は何の変哲もない○1〜6でした。

○2〜7だったら強かったですが、結局、正直ここでわざわざ録る必要はなさそうです。

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撮影した当時はホーム中程と東改札側のみの設置で旧発車標はあらかた残っていましたがそれでも寿命が迫っている、もしくは既に終えている様子が確認できました。

東改札側については大阪梅田方面(❶❷番乗り場側)については完全に置き換えが完了しており、新開地方面(❸❹番乗り場側)に関しては「調整中」の張り紙が貼られており、筐体が残ってはいましたが役目に関しては完全にその生涯を終えていました。

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西改札側では❸番乗り場の表示が「新開ミ地」「SINKユICHI」とバグっており、その死期が迫っていることをひしひしと表していました。

どういった原理でこうなったかについて明確なところは不明ですが、おそらく新発車標との兼ね合いで起こったと見るべきでしょう。

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そして5月22日、5月23日にホームの機体も撤去され、新開地駅を含めると約23年間設置され続けた富士通機電産のフルカラーLED発車標は完全に姿を消しました。

(調整中、TESTの表示だけ結局撮れずに稼働終了したためそれだけが心残りです)

 

運行管理システムが阪神管轄に変わり、表示も2016年改正、2017年の駅名の正式名称呼び、2019年のメロディー追加、駅名変更といった幾度となく行われた変化や遅延などの予期せぬ事態の荒波にも抗い続け、ここまで己の使命を全うし生き続けた発車標に改めて敬意を示します。本当にお疲れ様でした。

 

【Osaka metro】ファンから悲しみの声…待望の谷町線の英語放送が何故こうなったのか…まとめ

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2018年のOsaka Metroの民営化から3年が経とうとしている中、長い間御堂筋線谷町線では他路線(ニュートラム除く)では既に導入されている駅の英語放送が未だ用意されていない状況でした。

 

この件について旧交通局は「2020年度までに御堂筋線谷町線の各駅に英語放送を導入する」と名言していました。

(参考:http://osaka-subway.com/12ann/)

 

ただし、実際は2020年度が終わってもなお英語放送は導入されず結局2021年になっても放送更新がされないのではないか…と思われていましたが、12月11日にようやく更新が行われました。


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しかし、そこで変わったのは英語放送追加だけではありませんでした。

なんと、Osaka metroでは前代未聞の合成音声を使用するというまさかの事態に。英語放送導入は長らく期待されてましたが、この解釈違いに多くの利用者とファンは衝撃と絶望を受けることとなりました。

 

ここでは、何故谷町線の放送更新が炎上してしまったのかをまとめていきます。

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1.声優さんのリストラ

まずは、谷町線の駅放送が更新される段階における問題について述べていきます。

 

Osaka metroの駅放送を担当しているのは、女声が梅野真由美さん、男声が有田洋之さんで、特に男声の有田氏は他に近鉄の車内放送や関西情報番組ten.のナレーターを担当しているなど幅広く活動されています。

 

この2名がOsaka metro(旧大阪市営地下鉄)で初めて放送を担当していたのが2004年の谷町線の放送からで、そこから順次他路線も梅野有田ペアの放送に更新されていき、Osaka metroの駅放送としての顔を確立していきました。


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そんな中、Osaka metroの広報として始まったOsaka metro公式YouTubeチャンネルの企画である「Metro News」においても有田さんと梅野さんが動画に登場する駅員さんのナレーションを務めることとなり、vol.32の駅メロディを紹介する動画では、事実上公式からご本人により「このアナウンス、実は私たちなんです。」と明言されるなど、その存在が大きくアピールされていました。

 

そのため、この動画を見た多くの方々はこの2人のまま放送が更新されると誰もが確信していたことでしょう。(私も同じでした)

 

しかし、その状況で男女ともに放送担当が公式から何の発表もなく突然外される事態となり、結果として放送更新の大炎上の一因となってしまいました。

 

近鉄神戸市営地下鉄JR東日本の駅放送を担当していた津田英治氏など、明らかな声質の劣化により担当声優が丸ごと差し替えられることはありますが、有田さんと梅野さんの場合はOsaka metro内の広報で活動継続中であり、声質や事務所的な事情を考えても続投可能な状態であることは客観的にも明らかであり、差し替えられる方が不自然であると考えるべきでしょう。

 

こういったこともあり、このまま声優を差し替える方向に進むのであれば、それこそ「Metro News」等で公式からその旨を明言すべきであると考えます。

 

2.合成音声のクオリティ

放送の差し替えそのものの問題点についてまとめたところで、ここからは今回新しく取って代わられた放送の内容について解説していきます。

 

先程述べた2人の声優の代わりに導入されたのが、「合成音声」と呼ばれる最近普及しつつある自動放送システムの一種です。

 

合成音声とは、人の肉声の代わりに機械による声により音声を読ませるというものになりますが、これにより幅広く放送パーツを仕入れることが出来たり声優自身の声質の変化といった問題点が解決する一方で、今の技術では肉声と比べて発音に違和感がどうしても出てしまう点から聞き取りづらいという問題点が存在します。

 

今回の批判殺到最大の要因がこの「合成音声」自体の発音であり、谷町線の場合、特に男声の発音が酷く、天王寺のアクセントが「のう」ではなく「てん」になっていたり、やたら早口で発音されていて本当に聞き取れないです。

また、英語部分はその傾向が大きく表れており、「Yao-minami」が「やよみなみ」に聞こえたり「Higashi-Umeda」の部分で謎の「ゴッ」という音が聞こえたりなど、合成音声が明らかに調教できていないことが伺えます。


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合成音声そのものの問題については、他に阪神電車の車内放送や名城線(名港線)においても導入当初に大きく取り上げられ賛否両論でしたが、これらはまだ早口すぎる点だったり英語放送の発音がやばすぎる点については手段はどうであれきちんと少しでも聞き取りやすくしようという創意工夫が現れており、全てが全て問題点しかないというわけではありません。

 

阪神電車では駅放送において合成音声が使われているのは一部駅の最後の英語放送や啓発放送、遅延時のみであり、名城線については問題すぎる英語放送の固有名詞を根本から流していないなどがその一例ですね。

 

ただし、谷町線の場合はただただ今までの放送の枠組みに合成音声を入れて英語放送流さないといけないという制約に縛られており、接近メロディの最大コーラス数を抑え、その分英語放送を流す余裕を与えるといった工夫は一切ありません。

 

こういった放送の制約解除を行わずその中での枠組みを重視してしまういわゆる「利用者第一の度外視」により合成音声をゴリ押ししてしまったことが今回の最大の問題点であると言えるでしょう。

 

なお、背後では旧放送(有田氏の簡易放送)が流されており、旧システム自体はまだ現存していることからあくまで試験放送であるという見方がありますが果たして…

 

3.案内追加要素の薄さ

そして最後の問題点が、更新された案内要素の薄さです。

 

今まで更新されてきた放送を見ていくと、これまでOsaka metroで更新された放送は大きな追加要素があり、中央線や長堀鶴見緑地線では、コンコース階の最終案内で英語で、

 

「The last train for ○○ will soon be departing.
This is the final service to ○○.」

 

といった内容があり、堺筋線四つ橋線など、後転的に英語放送が追加された線区においても随時追加されていくこととなっていました。

 

しかし、谷町線の駅放送では、今回の更新でもこの文面が追加されることはなく、英語放送があるのはホームの接近放送だけという全体的に他路線の劣化とも言える更新内容でした。

 

これについては正直どう考えても怠慢としか思えない内容であり、今までの更新で追加できていた部分も満足になく更新により追加された画期的な新要素も事実上皆無に等しいことから、これも立派な改悪と呼ばれる要因となってしまいました。

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以上の問題点から、合成音声の声質が酷く、放送の内容も中途半端な部分が山積みであることから、元の声優に戻してほしい、もしくは合成音声を調声してほしいといった声が多数寄せられることとなりました。

 

私もこういったほぼ誰得に近い更新による炎上から、我々が想像していた更新と実際の更新を比較する動画を上げましたが、視聴者からの受けもよく、様々な意見が届きそれらの声を色々と参考にさせていただきました。

 

個人的にはこのまま1年以上このクオリティの合成音声を続けるのは流石にやばすぎるので、合成音声の調声や声の差し替えについて公式のお問い合わせフォームに一石を投じてもいいのではないかと思っています。ただし、実際にやる場合は公式に対し迷惑をかけすぎないよう配慮することを心がけましょう。

 

御堂筋線でもこの酷すぎる合成音声による放送が導入されるのではとかなり不安視されていますが、これから先の動向に注目していきたいところです。

阪神大阪梅田駅の改装メモリー(1番線移設編)

2021年10月30日より、阪神大阪梅田駅1番線が移設することとなりましたが、今回はその前後の様子を比較してお伝えしていきたいと思います。

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まずは移設前日に撮影したものです。

このように29日の時点で新1番線の様子が確認でき、発車標の詳細等も確認できました。

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移設前日と後での正式稼働の様子です。

 

基盤自体は高速神戸駅及び新開地駅で使用されている発車標と同じで、おそらく京三製作所産のものと思われます。

 

レイアウトそのものも高速神戸駅で新設された状態と同様、4ヶ国語表示対応となっていますが、唯一乗車位置案内はないことから、その部分は空白となっています。

 

稼働前日の時点で発車標は正常に作動しており、新旧発車標の共演も見られました。

ただし、正式稼働後は旧発車標の中身が抜かれたほか、数日もしないうちに外され解体されてしまった模様です。(まだまだ使えたはずなのに勿体ない……)

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こうして、新1番線が開設されると、旧1番線は完全に通路の一部分と化していました。

スピーカーに関しては新1番線側にも新規のものがいくつか追加されました。

これで1番線と2番線の放送が被らずに済む…!と思った方もいるでしょうが、残念ながら相変わらず1番線と2番線のスピーカーは共用なのでタイミングが悪いとガンガン被られます。

 

そのため、今は無理して新しいスピーカーで収録するより、位置的な問題でもいずれ消えてしまう前にスピーカーの存在に感謝する意味合いでも2番線側のスピーカーをお勧めします。

肝心の音質はどっこいどっこいと言ったところです。

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なお、1番線発着の設定(回送、当駅止まり除く)は先程載せた画像の通り案内されていますが、移設前の張り紙では何故か土休日の設定に関しては全くノータッチという有様でした。改善されて何よりです。

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足元のステッカーとホームドアです。

 

ホームドアでは4両編成と6両編成の両方に対応している形となりましたが、現時点では定期での4両編成の発着はありません。イベント等でも数多く使われる機会はあったとはいえ、果たして定期で設定される日は来るのだろうか…

 

乗車位置ステッカーは数字も書かれていますが、現時点で放送では番号案内はされていません。今後の対応に注目です。

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そんなわけで、簡単に旧1番線と新1番線の比較及び記録でした。

今後は、旧1番線の配置を移動し、2番線として生まれ変わる作業が行われると思います。

記録はお早めにどうぞ〜。

 

あと、阪神大阪梅田駅の改装と同時に阪神アプリのアップデートが行われ、放送における乗車位置案内対応駅(別記事参照)にてきちんと案内放送通りの番号が案内されるなどの変化もありましたが、そちらもいずれ振り返りの際に触れていければと思います。