阪神電車の駅自動放送トリビア~武庫川線編~

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これまでこのブログにて阪神電車の駅自動放送についてご紹介してきましたが、今回は阪神電車唯一のワンマン路線である武庫川線内での案内について解説していきます。
実際の放送はこちらからどうぞ。

2019年2月7日より新しく接近メロディが導入され放送が更新されました。
放送更新後の解説はこちら

入線放送

[♪接近メロディー] まもなく 電車が まいります
白線の内側へお下がりください

発車放送

[♪発車メロディー(冒頭)] お待たせいたしました
(武庫川団地前のみ)電車が 発車します
[♪発車メロディー] 扉が閉まります ご注意ください

武庫川線は先述の通りワンマン運行でさらに単線の為終点である武庫川駅武庫川団地前駅ではこの程度しか案内がありません。

終電車の概念はあるようですがおそらくそれ専用の放送は用意されていないでしょう。(未確認)
詳細型では絶滅した「白線の内側へお下がりください」が残っているのもまさにその象徴の一つです。

なお、武庫川駅での入線は女声、武庫川団地前駅の入線は男声で、発車放送はそれぞれ逆という他では見かけない異端の方式が採用されています。

「お待たせいたしました」の放送はここでしか聴けません。

鳴尾駅、洲先駅での接近放送

[♪接近メロディー] まもなく 武庫川行きの/団地前行きの 電車が まいります
白線の内側へお下がりください
(武庫川行きのみ)切符をお持ちでない方は武庫川駅でお買い求めください

武庫川線の途中駅である東鳴尾駅と洲先駅ではこのように武庫川行きと団地前行きでそれぞれの接近放送が用意されています。

武庫川行きは女声、団地前行きは男声放送です。

なおこれら上記2駅では自動券売機や自動精算機がない為武庫川行きでここでしか聴けない「切符をお持ちでない方は武庫川駅でお買い求めください」という専用の案内が聴けるようになっています。

団地前行きの場合は説明がややこしくなるのでそのような特殊な案内はありません。

もちろんここでも「白線の内側へお下がりください」の案内は健在です。

ということで簡単にご紹介しましたが武庫川線内ではこのように本当に簡易的な内容しかございません。
それ故にここでしか聴けない放送もありますが。

ということで機会があれば武庫川線に足を踏み入れてはいかがでしょうか。

余談

私が今年に投稿した動画は視聴についての諸注意を冒頭に導入していますが今までほとんど無音だったんですよね()

神戸高速線放送集と海岸線、甲子園駅や大阪メトロの駅放送集では簡単に音声を入れていますが高速長田駅ではここたまの音と灯りのふしぎな玄関の音声を使っていて「関係ないじゃん!」という問題だらけだったという…()

そんなわけで半ば形骸化していたわけですが今回から阪神電車の放送集にてフリー効果音から音声を簡易的に挿入してみました!

ひとまずアニメここたまのアイキャッチを意識して「ヒミツのここたま!」みたいな感じで「たいせつが“ギュッ”と。阪神電車」の音声を入れてます。なおこれは広告放送の部類です(「僕らの街の阪神電車」の最後に挿入されています)

ということで以降は特に批評がない限りこのスタイルで放送集を作っていきたいと思います。次は野田駅のミニ自動放送集を投稿予定なので是非次もご期待くださいませ!

それでは~♪