三神路5周年記念企画 〜始まりの阪神電車〜

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今日、3月1日に三神路がTwitterアカウントを作ってついに5周年を迎えることになりました。

 

2017年から2022年まで、活動し続けることができたのも皆様のおかげです。本当にありがとうございます。

 

この記事では、私の音鉄としての起源であり、故郷とも言える阪神電車の放送についてこれまで収録してきた放送の軌跡を振り返っていきます。


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私が今の音質で阪神電車の放送を収録したのは、2015年8月の甲子園駅(On your side)の収録が最初でした。

この当時から結構ネタに拘ることを意識しており、区間特急区間急行と言った朝数本しかない設定から手をつけていこう…という考えが先行していました。

 

この時はまだ阪神電車の収録にのめり込むきっかけとなったとあるアニメも放送しておらず、単にメロディと同時に放送を収録していこう…程度にしか考えておらず、まだ予告放送の流れるタイミングやらの研究は一切していませんでした。

 

そのアニメが放送してから今の阪神電車の放送(とメロディ)に大きな魅力を感じるようになり、その翌年にダイヤ改正がされることもあり、消滅が決定していた直通特急御影行き、元町行きといった最終近辺の放送の収録を行うようになりました。これが最初の最終案内収録でしたが、この時はまだ「○○行き電車の運転は終了しました」程度の案内しか実装されていませんでした。

 

それから、須磨浦公園臨時停車の収録に加え、走行位置案内放送もこの頃に見つけてましたが、公開するきっかけが見つからぬまま2017年、私の音鉄としての活動が始まりました。

 

この頃は、山陽姫路行きやら近鉄奈良行きといった駅名が正式名称での案内が開始された頃で、頭の回転とある程度の行動力を持っていた当時は大阪難波行きやら区間特急(2016年改正で尼崎に停車)などの表示をyoshi氏に提供しまくった他、フォローしていた音鉄のツイートを基に、公開されていない放送の収録に徹していました。


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そして4月6日に満を辞して公開したのが、「【阪神電車】レア/特殊な自動放送集」で、聞かせたかった内容の放送をこれでもかと詰め込んだ自信作を出した結果、音鉄の巨塔とも言える方の反応もあり、一気に再生数が伸びました。

 

とはいえ、この時は初の投稿だったこともあり画質が粗々だったのが少し残念でした。

 

こうしてYouTubeでの活動を通じて阪神電車の放送を開拓する日々が始まりましたが、私が出すネタはこの当時からネタに全振りしており、西九条駅のミニ自動放送集は当時まだ数が少なかった「ご乗車の際には 電車とホームの間が空いておりますので 足元にご注意ください」を前面に出して投稿していました。今は当たり前にあるのと同時に、御影駅が起源であることを知ってからは結構な見落としっぷりでしたが再生数も伸びたので結果オーライと言ったところです。

 

あとは土休日限定だった快速急行大和西大寺切り離しやら尼崎の連結、天理行き化けなどを投稿したのもこの段階で、この時点から私自身のスペシャリテが確立していた感じがします。


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そこから走行位置案内放送も本格的に収録を開始し、青木、大石といったほぼ未開拓だった大地に注目し始めるようになったほか、「通過しました」やらの亜種も発見し相当ありえないレベルの忘れ去られた案内の景色を次々に見つけていきました。

 

もちろん、臨時系以外の収録も欠かさず行い、2018年2月には神戸高速東西線の放送をほぼ完全収録した動画を投稿し、現在でも1番再生数の多い動画として存在感を見せつけました。


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そこから【阪神電車】レア/特殊な自動放送集の第二弾を投稿に次ぎ、阪神アプリの配信が開始されてからはさらに深い阪神電車のシステムの開拓を進めました。

 

阪神アプリの配信で1番でかかったのは、やはりリアルタイムで今出ている案内が分かるという点と、「電車通過後に発車します」(尼崎センタープール前)などの未公開だった放送が目に見えて確認できたことなどが大きいです。


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2018年は災害が多かったこともあって、知らない仕様の発見が相次ぎ、ますます自身の方向性が強固になったように感じました。

 

新開地行き直通特急山陽須磨行き直通特急はその中でも最大の収穫と言っていいでしょう。

ここから珍行先への関心が今まで以上高まったと言っていいですね。


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その翌年はメロディ追加によりますます阪神電車の放送のバリエーションが増えたほか、桜川行きというまさに運命のような行先との出逢いを果たし、秋には台風接近による行先を収録すると言った動きをしました。

また、甲子園駅のメロディ収録もこのタイミングで一区切りにしようと考えていたこともあって、夏の甲子園の休養日に終電関係の放送を一通り揃えました。


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10月1日の駅名変更に加え、2020年は甲子園大会がなく、ダイヤ改正もあったので結果的にはいい方向に働いたと思います。

 

そんな感じで、ダイヤ改正で追加された設定も満遍なく収録したほか、英語放送追加では思った以上に反響がよく、秋に起きた今津臨時停車が結果的には1番結果を残したのではないかと思います。


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今津臨時停車と普通新開地行きの延長運転はTwitterでも想像以上の反応をいただき、サムネもYouTube的にかなり凝った構成にしたら、そもそもの原因である阪急夙川行きを大きく引き離す結果となり非常に驚きました。

 

やはり話題性とサムネの完成度の高さは重要視すべきだと改めて考えました。


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大石駅の発車メロディを発見したのもこのタイミングです。

山陽乗り入れの名残で残されてはいたものの、誰も事実に気づいていなかったということで、まさにこれほどまでに灯台下暗し以外に思いつく単語はないですね。


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そして2021年はそこまで収穫がないと思いきや、初っ端から今まで収録が叶わなかった西九条行きの動画をようやく投稿できたほか、桜川行きの小表示を記録するという快挙を達成。

 

そして4月に突如発表された緊急事態宣言発令による運用変更で東二見行き直通特急高砂行きS特急の復活、そして尼崎始発の大阪難波行き普通が爆誕するという異例の事態に。


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東二見行き直通特急は今までも遅延で収録してたので度外視してましたが、神戸三宮始発で高砂行きが登場したのは2006年以来ということで早速収録を決行。そこでさらに偶然起きた青木駅の人身事故で高速神戸行き直通特急を録るという意味分からない事態に発展し、やはり阪神電車の収録はこれがあるから面白いと改めて感じた瞬間でした。

 

そしてこのまま阪神線内の大阪難波行き普通は定期化されてしまいました。2018年、19年だと考えられない話です。


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そして、神戸高速線の発車標が置き換わった途端に発生した2度目の臨時特急収録は圧巻の一言でした。

旧発車標とセットで見る臨時特急というこの偶然も、2度と起きることはないでしょう。


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そして、夏の甲子園では、本来の開催日に台風が接近し、歴史上2度目の開幕日とメロディ使用日がずれる事態が発生。

そのため、東須磨行き直通特急、尼崎行き特急といった定期設定にない行先と限定メロディが共演するという初の光景を記録することができました。

 

こうして2021年も充実した形で阪神電車の収録を堪能しまくりました。

 

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そして、このままの流れで2022年に私の活動5周年を迎え、改めて振り返ると、私がいなければ阪神電車の放送の開拓は確実にここまで進んでいなかったと自信を持って言えます。

 

今は平日の朝1本限定の大石駅発車メロディも、結局取り扱ってる動画は私以外現れてませんし、走行位置案内放送の仕様も中途半端にしか見つけられず、情報共有がかなり最低限の範囲でしかなかったと考えられます。

 

ここまで収録の幅を拡大し活動できたのは皆様のおかげです。改めてお礼申し上げます。

 

今年以降も、まだ見ぬ景色を見るために更なる放送収録の発展を遂げ成長していくことを目標に収録を続けていきますので応援よろしくお願いします。