2018年7月6日 大雨の遅延記録 ~序章~ 大騒ぎはいつも突然に

2018年7月5日から7日にかけて、台風8号がもたらした低気圧による記録的豪雨が西日本を急襲しました。

鉄道各社はこれにより運転取りやめが相次ぎ、JR西日本はほぼ全ての路線において運転を見合わせる事態に発展しました。

ここでは主に当時の阪神電車山陽電車及び神戸高速線内の様子をまとめていきたいと思います。

何回かに分けていくのでそれぞれの記録をじっくりご覧下さいませ。

こちらにて今回収録した放送が聴けますのでどうぞ!

大騒ぎの始まり

イメージ 1
7月6日朝の新開地駅にて。この時点で神戸電鉄は全線で運転を見合わせ、阪急電車も遅延により普通のみの運転となっていました。

一方で阪神電車山陽電車は珍しくも通常運転を実施しており特に目立った遅れありませんでした。

このまま午前は何事もなく時間が流れるのか…と思いきや、昼頃に雨量が規定値を超えたので阪急神戸線は全線(梅田から新開地間)の運転を見合わせる事態になりました。
イメージ 2
イメージ 3
神戸高速線はこれを受けて高速神戸駅1番乗り場や新開地駅2番乗り場は使用停止に、日中の普通阪急神戸三宮行きは新開地で打ち止めとなり、高速神戸で折り返すこととなりました。

この時見られたのは通常は深夜しかお目にかかれない高速神戸駅の未使用状態や山陽普通の車両消灯などでした。

山陽普通は高速神戸駅にて長時間停車を余儀なくされ、発車まで実質待合室状態となっていました。

ただ新開地行きになったもののどれも阪急の運転取りやめに対応できず新開地での連絡を何事もなく挿入されていましたけどね((
(ついでに言うと電車の取りやめどころか先述の普通のみの運転すら対応していませんでした)

この時点でお目にかかれない光景が広がっていましたが、そこに…!?
イメージ 4
イメージ 5
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ! 
「突然、Twitter須磨浦公園で土砂崩れが起きたと 呟かれたと思ったら いつのまにか神戸高速線しか直通しない特急が現れた」
な… 何を言っているのか わからねーと思うが おれも 何を見ていたのか わからなかった… 
頭がどうにかなりそうだった… 
普通だとか特急だとか そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ 
もっと恐ろしい唐突な片鱗を 味わったぜ…

と言う台詞が思わず頭をよぎりました(えー

ここに来て山陽線内にて土砂流出が発生しこの影響で高速神戸駅に到着間近の直通特急は新開地打ち切りに!

いや~まさかでしたよ…これを見た瞬間思わず目の色を変えてしまいましたからね…((

しかもこの時新開地行き直通特急はこの1本しか現れず、私はたまたま高速神戸駅で待機していたため、こうして阪神アプリはもちろん放送もろとも記録することができました!

この後直通特急はそのまま新開地駅2番乗り場で折り返し、これまた直通特急(しかも西元町停車)だったのでますます立場が危うい事態となりました()

このような神戸高速線内打ち切りはかつて4年前の高速神戸行き以来ですね。その時といい今回も盛大なツッコミが押し寄せてくることになりました()

イメージ 6イメージ 7
これを機に状況は大きく動き始めました。

神戸三宮駅に着いた時には一部表示が取りやめられ、放送も下りは簡易となっていました。

そしてこの時に現れた直通特急は…?
イメージ 8
うおおおおおお!!!直通特急東須磨行き!!!
実際に初めて見た!!!
イメージ 9
側面幕は奇跡的にまさかの山陽LED表示でした。
これも4年前以来の運転となりますね。

普段は決して東須磨に停車しない直通特急ですが山陽電車の車両は非常に万能で直通特急を除いてLED車両はこうして絶対ありえない設定でもこうして完璧に出せる可能性が秘められています。

前面表示も同様でこちらは側面が幕式関係なく自由自在に表示できるようになっています。それについてはまた後ほどに。

こう改めて遭遇するとやはり興奮してしまいますね…まさに4年前に出されたあの憧れを取り戻せた気がします。

放送は奇しくも聴けませんでしたがこれでも充分な収穫ができたと思ってます。

そしてこの後に阪神電車が出した珍しい行先とは…!?
次回に続く!

遅延が起きたら
神戸高速線で折り返すべし 💮