武庫川線放送更新!阪神電車至上初の接近中メロディが追加!

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2019年2月7日、この日に各主要駅にて案内が追加されたことをお伝えしたばかりですが、阪神電車で放送が更新されたのは本線やなんば線だけではありませんでした。

 
なんと、今まで2016年のダイヤ改正後においても一度も手をつけられることがなかった武庫川線の放送が満を持して更新されておりました。
 
しかも、本線では使われていない阪神電車の新たな接近メロディまで導入されるという異例の事態になりました!
ということで更新された放送及び新規接近メロディを聴きたい方はこちらの動画をご覧くださいませ。
 
この記事では更新された武庫川線の放送についてまとめていきます。

新しく導入された接近中メロディについて

阪神電車の駅メロと言えば、2009年より向谷実氏編曲でお馴染みの「線路は続くよどこまでも」ですが、今回新しく導入された接近中メロディはそのアウトロ部分をアレンジした聞き馴染みやすい曲に仕上がっております。
 
公式で明言はされていませんが、おそらく今回も向谷実氏編曲で間違いないでしょう。
 
この接近中メロディは武庫川線武庫川駅、東鳴尾駅、洲先駅、武庫川団地前駅限定となっております。(2019年2月9日現在)
 
メロディの流れる回数は3回固定です。武庫川線にしか導入されなかった理由はおそらく本線や阪神なんば線では案内が多く流す余裕がないからでしょう。
 
これを考えると、同じく最近新しく近鉄鶴橋駅で導入された接近メロディとは対照的に案内が削除されるという問題点がなく見事に接近警告音として無難に仕上がっていると言えるでしょう。

放送そのものの変更点について

武庫川線では長らく接近放送で「白線の内側へお下がりください」の案内が使われており、2016年のダイヤ改正で主要駅が軒並み「黄色い線の内側へお下がりください」に変更されてもなおしぶとく残り続けていましたが、今回の更新でようやく「黄色い線の内側へお下がりください」に置き換わることとなりました。
 
そして先述の接近中メロディの直前には他の主要駅と同時に「ご乗車の際には 足元にご注意ください」の案内が追加され簡易放送のままとはいえさらに案内の幅が広かったのは素晴らしい改善点でしょう。
 
なお、発車放送は据え置きで、途中駅の「切符をお持ちでない方は武庫川駅でお買い求めください」も今まで通り案内されています。


ということで、今回の接近中メロディの導入は事前告知がなく唐突に武庫川線で導入されることになりましたが元が簡易放送なので何かを削ると言った代償もなく見事なローカル線での放送更新となりました。
 
今まで完全に武庫川線は変わらないだろうと目をつけていませんでしたがようやく新たな進化を遂げることになりました。
 
機会があれば是非武庫川線へ足を運んでみてはいかがでしょうか。