まさか幻になろうとは誰が予想したか…
とはいえこの判断は実に合理的かつ優秀で、これにより外回りと内回りの明確な差別化ができるようになり、以前より圧倒的に分かりやすくなった他、誤乗の抑制する効果も期待できます。
しばらく慣れるのに時間はかかりそうですがよくよく考えると実はいろんなところに伏線があったりしたんですよね…
これと同じ要領で学研都市線も一部を除いて区間快速も京橋から普通に変更したりおでかけネットなどで以前から大阪環状線の外回りの時刻表は外回り大和路快速(区間快速)も普通になってたりはたまた大昔には内回りも「大阪まで普通、大阪から大和路快速」と案内してたりと言ったところでしょうか。
もっと記録しておけばよかった…
しかしこれによるデメリットも存在し、それは車種の判断がより一層困難になったことにより女性専用車設定の有無も事前に判断し辛くなったことですね。
大阪環状線の女性専用車は201系と323系の4号車に設定されていますが、201系は4ドアで乗車位置○印なので確定ですぐわかるものの、323系の場合は3ドア△印なので、この場合、時に設定されていない車両が多く存在する為実際に来るまで判別がつかない状況に陥ってしまいます。
ちなみに発車標で「環状」設定ならば全て女性専用車なのでは?と思うかもしれませんが、実は朝に221系が環状線を周回する運用が少なからず存在する為、100%ではございません。とはいえそんなのは非常に少ないのでほぼ確実ではあるでしょう。
ただ、更に分かりやすくするなら「女性専用車の設定の有無を全ての電車に対して案内する」というのが効果的でしょう。
特に天王寺駅では内回りが全て普通として案内されているので導入は必至でしょう。
こちらの普通については現在のところ寺田町から種別が変更されるようになっており、天王寺駅の時刻表でも変更後の種別として表記されていますが、発車標や放送では誤乗を防止する関係上、全て普通 鶴橋・京橋・大阪方面行き(一部大阪行き、京橋行き)として処理されています。
なので一見するとどれが本物の周回列車なのか、はたまた323系で女性専用車があるのかそれ以外で女性専用車がないのか判断がつかないので是非とも内回りにおいても放送で案内してもらいたいところです。
そしてこの改善点はどうか他の路線でも普及してもらいたいものです。
(特に阪神電車…君はある意味劣化してしまってるからな…
神戸三宮からの特急を普通に変えて山陽電車内においても矛盾が起こらないようにしていただきたい…!)
以上、大阪環状線に起こった変化についてのお話でした。それでは~