大阪環状線外回り運用に変化が!各駅停車区間は全運用普通案内に変更

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どうも、おそらく普段から大阪環状線を利用している方はこの突然起きた変化に違和感を覚えたでしょう…

簡単に言うと大阪環状線外回り快速は以前まで終着駅までその種別のまま案内されていましたが、2018年10月28日に外回り快速の各駅停車区間は全て普通として案内されるようになりました。

これにより区間快速直通快速天王寺から、大和路快速関空快速紀州路快速は大阪から種別が全て普通に変更されるようになっています。
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よって現在はこのように環状線内で直通快速は完全に見られなくなってしまいました…
まさか幻になろうとは誰が予想したか…

とはいえこの判断は実に合理的かつ優秀で、これにより外回りと内回りの明確な差別化ができるようになり、以前より圧倒的に分かりやすくなった他、誤乗の抑制する効果も期待できます。

しばらく慣れるのに時間はかかりそうですがよくよく考えると実はいろんなところに伏線があったりしたんですよね…

これと同じ要領で学研都市線も一部を除いて区間快速も京橋から普通に変更したりおでかけネットなどで以前から大阪環状線の外回りの時刻表は外回り大和路快速(区間快速)も普通になってたりはたまた大昔には内回りも「大阪まで普通、大阪から大和路快速」と案内してたりと言ったところでしょうか。
もっと記録しておけばよかった…

しかしこれによるデメリットも存在し、それは車種の判断がより一層困難になったことにより女性専用車設定の有無も事前に判断し辛くなったことですね。

大阪環状線の女性専用車は201系と323系の4号車に設定されていますが、201系は4ドアで乗車位置○印なので確定ですぐわかるものの、323系の場合は3ドア△印なので、この場合、時に設定されていない車両が多く存在する為実際に来るまで判別がつかない状況に陥ってしまいます。

ちなみに発車標で「環状」設定ならば全て女性専用車なのでは?と思うかもしれませんが、実は朝に221系環状線を周回する運用が少なからず存在する為、100%ではございません。とはいえそんなのは非常に少ないのでほぼ確実ではあるでしょう。

ただ、それでは京橋行きや天王寺行きの際に根本的な解決に至らないため、満を持して大阪環状線もついに一部駅の外回り乗り場の放送に女性専用車の案内が追加されました。
今回は京橋駅大阪城公園駅にて確認しましたがやはり必要になってくるのでこれまた素晴らしい取り組みであると言えるでしょう。

ただ、更に分かりやすくするなら「女性専用車の設定の有無を全ての電車に対して案内する」というのが効果的でしょう。
私が今回改めて思ったことはこの案内は現時点で外回りにしか存在しないため、このまま内回りやJRゆめ咲線大和路線にも追加すればいいのでは?ということです。

大和路線ゆめ咲線は判断が容易なのでともかくとして、内回りも普通運用に女性専用車混同している環境なのでなんだかもったいないと思いましたね…
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特に天王寺駅では内回りが全て普通として案内されているので導入は必至でしょう。
こちらの普通については現在のところ寺田町から種別が変更されるようになっており、天王寺駅の時刻表でも変更後の種別として表記されていますが、発車標や放送では誤乗を防止する関係上、全て普通 鶴橋・京橋・大阪方面行き(一部大阪行き、京橋行き)として処理されています。

なので一見するとどれが本物の周回列車なのか、はたまた323系で女性専用車があるのかそれ以外で女性専用車がないのか判断がつかないので是非とも内回りにおいても放送で案内してもらいたいところです。

そしてこの改善点はどうか他の路線でも普及してもらいたいものです。
(特に阪神電車…君はある意味劣化してしまってるからな…
神戸三宮からの特急を普通に変えて山陽電車内においても矛盾が起こらないようにしていただきたい…!)

以上、大阪環状線に起こった変化についてのお話でした。それでは~