新開地駅の発車標がついに稼働!放送のさらなる仕様も徹底調査!

2019年2月28日にメロディ追加並びに乗車位置や予告放送が導入された新開地駅ですが、今回ついにその発車標が3月6日頃に稼働したのでそちらの調査と放送についての仕様についてさらに徹底調査してきたのでご紹介したいと思います。
ということで早朝と深夜に収録した放送はこちらになります!
 
結構長くなったのでごゆっくりお楽しみくださいませ…!

新しく稼働した発車標について

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では早速、その発車標を見ていきましょう。
 
現在メロディの追加と同時に普及しつつある走行位置とその次の電車と交互に表示する仕組みになっています。
 
そして放送そのままの乗車位置の欄も見事に表示されています。
阪神電車としては異例のホームでのディスプレイ式の発車標となり、仕様も今の阪神電車のシステムに合わせたテコ入れが行われることとなりました。
 
神戸高速線らしさがなくなりつつあるのは間違いないですが…
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なお、種別欄を見る限りでは完全に既存の改札やコンコースにあるディスプレイの表示そのままでS特急山陽S特という形になってました。そこは素直にS特急にすべきでは…?
 
そして電車の接近時や発車時には「Train Approaching」「Train Departing」と英語が表示できるようになってました。
その一方で逆にご案内や停車駅は英語で表示できなくなっていたので少し惜しいところですね…
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そして停車駅やご案内はスクロールではなくそのまま出す仕組みとなっているので一目で分かるようにはなっております。
余計なスペースができているのが気になるけど…
 
ただ旧式は先発でもご案内(連絡案内など)が表示されていましたが、これも阪神のシステム(アプリなど)に合わせて先発でしか表示されなくなりました。これは改善ととるべきか劣化ととるべきか…
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そして、ディスプレイ式としては初の「回送」表示のお披露目となりましたが、これも阪神電車内の従来のLED式に合わせて英語表記が「Out of service」から「NON-USE」に変更されています。
 
どっちかと言えば「Out of service」の方が一般的なのですが…なんとも言えないところです。
 
当駅止まりの表示については確認してませんがそちらは行き先欄に「Out of service」の表記だったりするのでしょうか…?
 
あと、旧式では次々発にならないと次の電車の情報が出せなかった仕様についても新型の方では改善されています。

新しく設置された案内板について

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そして、時を同じくしてこちらの案内板についても稼働を開始しました。
 
大方の予想通り、こちらは阪神電車仕様の啓発案内や走行位置、そして接近警告を表示する仕組みとなっておりました。
 
が、まさかのフォントが明朝体…正直言って違和感しかないです。
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走行位置はこんな感じで、前回紹介した阪神梅田のようなやや癖のある表示となっていました。
 
あと、前回に元町の折り返しでは走行位置は表示しないとお伝えしましたが、新開地駅ではお構いなく2番乗り場の折り返しについてもきちんと走行位置が表示されておりました。
 
新開地では折り返しが前提ということでこうなったのでしょうか…
だとしたら元町では表示されなかったのは納得がいくような…いかないような…
 
なお、3番乗り場に関しては後ほどご紹介します。

通勤急行と通勤特急 予告放送未対応問題

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続いてはこちら。阪急の種別で阪神線内では神戸高速線でしかお目にかかれない通勤急行通勤特急でございます。
どちらも平日の朝ラッシュ時間帯に存在しますが、実は今回の放送更新によってその致命的な問題点が露呈されることとなってしまいました…
 
それが今回メロディと同時に導入された予告放送です。
深夜限定の高砂行きや飾磨行き、S特急は元から完璧に放送パーツが用意されているため定期では今まで聴けませんでしたがようやく予告放送の形式でお耳にかかれることができたので、当然、通勤急行や通勤特急も対応しているだろうと収録に臨んだのですが、現実は…
 
「2番乗り場に 次にまいります 電車は 阪急梅田行き… 足元の~」
 
なんと、あろうことか予告放送での「通勤急行です」及び「通勤特急です」のパーツが存在しておらず不自然な空白が目立つ異様な状態になっていました。
 
ちょっと待て!!!
今まで板宿行きや西代行きなど放送が対応していないところはありましたがそれらはいずれも定期設定が存在せず仕方ない部分があったのですが、これは先述の通り定期設定であってそれなのに不完全な状態だったというのはあってはならないと思います。
 
せっかく予告放送を導入したのにこんなんじゃあね…せめて対応してから入れろと!
 
確かに通勤特急通勤急行は2016年のダイヤ改正で新しく追加された種別(というより神戸高速線の放送の形式が阪神仕様に置き換わったタイミングで収録された)なのですが、駅名が正式名称での表示に変わったり遅れ表示が導入といったマイナー更新が行われた2017年だの今回のメロディ追加するタイミングだの予告放送用に対応したパーツを入れる機会はいくらでもあっただろうと!
 
この事態についてどうか即急の修正をしてもらいたいところです…

3番乗り場の仕様について

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新開地駅の3番乗り場、乗り場と言いつつ普段は1日を通して降車用のイメージが強いですがこちらはディスプレイ式の代わりにこのような細長い案内板が設置されておりました。
 
ただ見た感じでは先ほど紹介した案内板と仕様はあまり変わっていません。あえて言うなら3番乗り場が乗車用として機能するタイミングが少ないので走行位置が表示されないところでしょうか。
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しかし、全く3番乗り場が乗車用として機能しないわけではありません。その様子がこちらです。
 
5:13始発となる山陽姫路行きですがこちらは3番乗り場から発車します。これを知らない方が結構いるので早速頭の片隅に入れておきましょう。
 
一方で3番乗り場は乗車位置のステッカーが全く貼られておらず放送では一体どうなっているのか確かめましたが、そちらはメロディ追加後の新開地では唯一、予告放送も乗車位置案内もございませんでした。妥当ではありますが些か残念なところではありますね…
 
今回設置された案内板ではその情報がきちんと表示されるのか気になるところですが、生憎稼働のタイミングに合わせることはできませんでした…
 
いずれ調査する機会や判明する時がくるかもしれません。
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そして、その3番乗り場の発車標ですが、案内板と置き換えられる形で、ついに役目を終えてしまったことを確認しました…
 
見比べてみると一目瞭然です…
 
旧式の発車標と新型ディスプレイの両方が稼働している様子もごく僅かしか見れなさそうなので私からは早めの記録をオススメします。

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そして今、神鉄ホームとコンコースの間には新型ディスプレイ発車標をベースとした個体も設置されています。
 
改札目の前の旧式の個体は東口西口共に今のところ元気に動いてますがぶっちゃけあと1週間もないでしょう。
 
何度も言いますが記録はお早めに…!
 
それでは~