今から20年前の1998年2月15日、
阪神梅田から
山陽姫路間の
直通特急が運転を開始しました。
当時、大阪から姫路に行くには新快速を使わねばならずそれ以前は
阪神又は阪急の特急から山陽特急への乗り継ぎが必要でした。
しかしそんな状況から満を持してようやく姫路から梅田まで一本で繋がるようになります。
かつては
月見山や舞子公園に停車しないことや大塩行きの設定があったことも懐かしい話です。
それと同時に阪急は8両編成になって山陽への直通運転を取りやめてしまったのですけどね…
当時は
西元町・大開停車という名目でまさに
神戸高速線での山陽特急と
阪神特急の停車駅の総合といった感じでした。
しかし2009年、
阪神なんば線開業と共に山陽特急の多くはこの
直通特急となり同時に
直通特急は
三宮から須磨間各駅停車という
阪神特急をリスペクトしたような姿に変化を遂げます。
そんな感じで一時は一気に所要時間が伸びたのですが2016年
ダイヤ改正で山陽特急が
神戸高速線内での運行を取りやめた為、
神戸三宮から板宿間各駅停車に変わり再び山陽特急に吸収された形となりました。
そして昨年、山陽の新型車両として新たに
6000系が
直通特急の運転を担当することになり今もなお姫路、神戸、大阪間を快適に移動します。
これからもずっと
直通特急はありのままに総距離91.8キロメートルの道を走り続けてほしいものです。
それでは~