阪神大阪梅田駅の改装メモリー(1番線移設編)

2021年10月30日より、阪神大阪梅田駅1番線が移設することとなりましたが、今回はその前後の様子を比較してお伝えしていきたいと思います。

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まずは移設前日に撮影したものです。

このように29日の時点で新1番線の様子が確認でき、発車標の詳細等も確認できました。

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移設前日と後での正式稼働の様子です。

 

基盤自体は高速神戸駅及び新開地駅で使用されている発車標と同じで、おそらく京三製作所産のものと思われます。

 

レイアウトそのものも高速神戸駅で新設された状態と同様、4ヶ国語表示対応となっていますが、唯一乗車位置案内はないことから、その部分は空白となっています。

 

稼働前日の時点で発車標は正常に作動しており、新旧発車標の共演も見られました。

ただし、正式稼働後は旧発車標の中身が抜かれたほか、数日もしないうちに外され解体されてしまった模様です。(まだまだ使えたはずなのに勿体ない……)

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こうして、新1番線が開設されると、旧1番線は完全に通路の一部分と化していました。

スピーカーに関しては新1番線側にも新規のものがいくつか追加されました。

これで1番線と2番線の放送が被らずに済む…!と思った方もいるでしょうが、残念ながら相変わらず1番線と2番線のスピーカーは共用なのでタイミングが悪いとガンガン被られます。

 

そのため、今は無理して新しいスピーカーで収録するより、位置的な問題でもいずれ消えてしまう前にスピーカーの存在に感謝する意味合いでも2番線側のスピーカーをお勧めします。

肝心の音質はどっこいどっこいと言ったところです。

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なお、1番線発着の設定(回送、当駅止まり除く)は先程載せた画像の通り案内されていますが、移設前の張り紙では何故か土休日の設定に関しては全くノータッチという有様でした。改善されて何よりです。

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足元のステッカーとホームドアです。

 

ホームドアでは4両編成と6両編成の両方に対応している形となりましたが、現時点では定期での4両編成の発着はありません。イベント等でも数多く使われる機会はあったとはいえ、果たして定期で設定される日は来るのだろうか…

 

乗車位置ステッカーは数字も書かれていますが、現時点で放送では番号案内はされていません。今後の対応に注目です。

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そんなわけで、簡単に旧1番線と新1番線の比較及び記録でした。

今後は、旧1番線の配置を移動し、2番線として生まれ変わる作業が行われると思います。

記録はお早めにどうぞ〜。

 

あと、阪神大阪梅田駅の改装と同時に阪神アプリのアップデートが行われ、放送における乗車位置案内対応駅(別記事参照)にてきちんと案内放送通りの番号が案内されるなどの変化もありましたが、そちらもいずれ振り返りの際に触れていければと思います。