2021年2月11日、近鉄奈良線東花園駅人身事故の影響により近鉄奈良線と阪神なんば線で一部区間で運転見合わせが発生しました。
近鉄奈良線で人身事故が起きた際、起きた場所で運休区間が変わり石切や生駒の場合手前の東花園で折り返すケースになりますが今回は東花園駅だったため阪神なんば線との直通運転を取りやめ西九条折り返し運転となりました。
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以前若江岩田駅での人身事故が起きた際も西九条折り返しとなりたまたま私は尼崎にいたもののその時は尼崎方面の表示は機能していたものの肝心の西九条行きは一部表示取りやめのため見ることが叶いませんでした。(一部表示取りやめの仕様についてはこちらの記事を参照)
今回はどうだったのかと言えば桜川から九条は完全表示取りやめ、西九条では尼崎方面のみ一部表示取りやめのパターンとなっており逆に西九条折り返しが録れないという形でした。
そして千鳥橋〜尼崎間は正常に発車標が機能しておりきちんと西九条行きが録れる環境になっていました。
そんなわけでようやく西九条行きを収録することに成功しました。
本来であれば尼崎で予告放送もろとも収録したかったですがいつ運転再開されるか検討がつかない以上収録場所を選択する余裕なんぞなかったので妥協して、確実に千鳥橋駅で収録することにしました。
実際、私が千鳥橋駅に着いていた頃には近鉄奈良線の方では運転が再開されておりその半時間後くらいには阪神なんば線との直通運転も再開されていました。
今回は近鉄車両3本のサイクルで運転されており相変わらず【普通】の幕で運転されていました。
その後、西九条行きがギリギリ表示されていたのであわよくば尼崎でも収録できるかと思いましたがその瞬間、西九条行きよりやばい行き先が一瞬表示されていました。
そう、桜川行きです。
桜川行きに関しては以前に収録済みですが発車標16ドットでの表示は撮影しておらず出てきた瞬間無我夢中で撮影しましたが、画質の向上を図る間もなく大和西大寺行きに表示が変わってしまいました。
改めて桜川行きが表示されるメカニズムを見ましたがやはり阪神なんば線で行き先が戻る際、西九条行き→阪神運行管理システム起点である桜川行きを一旦表示→本来の行先といった具合に変わっているようです。
つまり、桜川行きとして表示されているのは単に表示変更の確認漏れで起こっていると考える方が自然でしょう。本当に桜川で打ち切ったらクレームが出ること必至です。
西九条行き自体出現が運ゲーなのですが桜川行きは更にもう1段階運ゲーに阻まれることとなりますので収録した皆さまは真の阪神電車収録通と言えるでしょう。
何はともあれ私もこれにてようやく西九条行き難民卒業です。ここまで長い道のりでした。