「2019年10月1日に関西の各私鉄の駅名がいくつか変更されましたが、阪神、阪急「梅田」駅はそれぞれ「大阪梅田」駅に改称されることとなりました。
これにより、阪神電車の放送等の案内は駅名改称による対応がなされましたが、今回は神戸高速線にてその変化を調査してきましたのでご紹介します。
駅放送の変化「阪神 大阪梅田行き」「阪急 大阪梅田行き」
2019年10月1日 阪神/阪急 大阪梅田改称後放送まとめ 〜神戸高速線編〜
ということで早速放送を収録してきました!
それぞれ「阪神 大阪梅田行き」「阪急 大阪梅田行き」となっています。
平日朝ラッシュ時での収録で高速神戸駅では何事もなくノルマ達成できましたが、新開地では安定のクオリティで肉声や同時入線問わず放送被りのオンパレードでした…
高速長田駅にて
では、まずは高速長田駅の発車標から覗いてみましょう。
設置から早13年ほどが経過した今でも現役で頑張っているこちらのタイプですが、きちんと時代の流れに乗り「阪神 大阪梅田」に更新されていました。
英語表示はこちら。
「阪神 神戸三宮」ほどキツキツではないかなと言ったところです。
再現される方はこちらを参考にどうぞ…!
ちなみに、阪急特急(通勤急行)の連絡案内もきちんと「阪急 大阪梅田行き」となっています。
高速神戸駅にて
続いて高速神戸駅ですが、こちらは何度かご紹介した富士通機電産の発車標が未だに使われています。
およそ20年間使われいる代物で流石に厳しいのでは…?と思ってましたが、きちんと「阪神 大阪梅田」「阪急 大阪梅田」の更新措置がとられていました。
まさか令和になってこうなろうとは設置開始時点では全く想像しなかったことでしょう。
再現資料 【高速神戸発車標 】
— 三神路 -さんしんじ- (@Coco_Sanshinji) 2019年10月3日
「阪神 大阪梅田」「阪急 大阪梅田」
この形式での再現は私には厳しいので再現任せていいですかね…? pic.twitter.com/itZ8Lhfocp
再現されたい方はこちらにて。「Hankyu-Osaka-Umeda」はもっと拡大して撮るべきでしたね…申し訳ない…
新開地にて/放送のバグ修正
最後に新開地駅。こちらは今年の3月より阪神アプリの準拠のディスプレイに更新されましたが、もちろんきちんと対応しておりなおかつ阪神○○、阪急○○の間に半角スペースができています。
さて、私がこの更新でずっと気になっていたポイントがこちら。
こちらのディスプレイが設置されて間もない段階では定期設定であるに関わらず予告放送で「通勤急行です」「通勤特急です」の案内放送が存在していないという致命的なバグが発生していたのですが、このブログを見ていたのかどうかは定かではないですがこの更新に乗じてきちんと対応していることを確認しました。
放送では見事に被ってしまいましたが流石に事態を重く見ていたようなので何よりです。
今回の収録では時間の関係上「通勤急行です」が録れなかったり放送の被りが尋常じゃなかったので平日に時間が出来ればまたリベンジしに行きたいと思います。
そして、一部の阪急車両では既に駅名改称に対応していると聞き収録中に出会えるかどうか待機していましたが無事「大阪梅田」の表示が対応した車両に遭遇できたので良かったです。
ちなみに、Twitterの情報によると山陽電車の発車標は未だ「阪神梅田」のままなのでおそらく当時の「阪神三宮」「阪急三宮」同様、次のダイヤ改正と同時に対応するものと思われます。他の未更新の車両に関してもそれが目処と考えていいでしょう。
何にせよ、おそらく来年の3月にダイヤ改正が行われるはずなので記録はお早めに…!